REITで読む東京23区の優勝劣敗|プロが最も投資した区・最も値上がりした区

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上場J-REIT(不動産投資信託)が東京23区に保有する物件を、区ごとに集計しました。
横軸は取得総額=機関投資家がその区にどれだけ資金を投じたか、縦軸は含み益率=取得時からどれだけ値上がりしたかを示します。

注目すべきは、この2つが必ずしも一致しないことです。
最も多くの資金が投じられた区が、値上がり率でも上位とは限りません。
逆に、取得額では目立たなくても含み益率が高く、cap rateも低い(=投資家の評価が高い)区があります。

「最も買われた区」と「最も上がった区」の違いから、
これまでどこに資金が集まり、どこが実際に評価されてきたのかを読み取ることができます。

REITで読む、東京23区の優勝劣敗

上場J-REITが23区に保有する物件を区ごとに集計。 横軸=取得総額(機関投資家がどれだけ張ったか)、縦軸=含み益率(どれだけ値上がりしたか)、 色=cap rate(低い=投資家人気)、円=含み益額。 1,625物件を配置。

cap rate 高(割安)→低(人気) 円の大きさ=含み益額

この図が示すこと

取得額トップ5区(港・渋谷・中央・千代田・品川)で全体の約6割を占める。 最も金を張った港区は含み益率が平均以下で、量が必ずしも率に結びつかない。 渋谷区は量2位かつ含み益率も高く、量質を両立する。 取得額の小さい区は、そもそも機関投資家の関心が薄いエリアといえる。

──取得額が小さくても含み益率とcap rateで評価される区は、 まだ取得余地が残るのか、それとも既に織り込まれた過熱か。次に厚みが増すのはどの象限か。

含み益率=各区の(鑑定評価額合計÷取得価格合計)−1。帳簿価額ではなく取得価格が基準。 保有期間の注意:取得年の中央値は主要区で近いが、古い区ほど累積の含み益率は高く出やすい。 件数の少ない区は突出物件の影響を受けやすい(各区の件数はツールチップに表示)。 cap rateは開示物件のみの中央値。太陽光インフラ、取得価格を物件別に開示しないREITは対象外。 23区外・所在地不明の物件は集計対象外。数値は各社有価証券報告書からの自動抽出による暫定値。


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